【記事改定日】2026年7月3日
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)
次髎(じりょう)は、仙骨にあるツボです。
骨盤内の血流や下肢の冷え、生理痛、不妊症、腰痛、坐骨神経痛などに関わるツボとして使われることがあります。
このページでは、次髎の効能と見つけ方についてご紹介します。
効能

次髎(じりょう)の解説

次髎は、足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)と呼ばれる経絡上にあるツボです。
次髎のある仙骨部は副交感神経と関わりが深く、
『はり』や『灸』による刺激で副交感神経の働きが高まると考えられています。
副交感神経が優位になると血管が拡張し、骨盤内や下肢の血流が促されるため、不妊症・生理痛・変形性膝関節症・膀胱炎などの症状の緩和につながることがあります。
また、血流が良くなることで筋肉の緊張がゆるみやすくなるため、頭痛・後頚部のこり・腰痛・坐骨神経痛などの改善がみられることもあります。
次髎の見つけ方

仙骨には、左右に4つずつ、合計8つの孔があります。
次髎は、そのうち上から2番目の孔にあたる位置です。
見つけるときは、まず上後腸骨棘(じょうこうちょうこつきょく)と呼ばれる骨の出っ張りを探します。
その骨の下端から斜め下に向かって触っていくと、凹んでいる場所があります。
そこが次髎(じりょう)です。
まとめ

次髎は仙骨にあるツボで、骨盤内や下肢の血流に関わりがあると考えられています。
当院では、脈診・腹診・舌診・ツボの反応を確認しこのツボが適切かどうか判断をして、不妊・更年期の頭痛・生理痛・変形性膝関節症・坐骨神経痛の施術を行うことがあります。
▶不妊(妊活)の鍼灸治療
▶更年期障害の鍼灸治療
▶変形性膝関節症の鍼灸治療
施術をご希望の方は、ご利用の流れをご覧ください。
【参考文献】
- 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
- 鍼灸臨床わが三十年の軌跡(医道の日本社)
- 鍼灸治療基礎学(医道の日本社)


