飛陽(ひよう)の効能と位置

飛陽(ひよう)の位置を示した人体図 ツボ情報

【記事改定日】2026年7月13日
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)

飛陽(ひよう)の効能

本を広げ立つ院長
  • 腰痛
  • 背部痛
  • 坐骨神経痛
  • 頭痛
  • めまい
  • 鼻づまり(鼻閉)

飛陽(ひよう)とはどんなツボか

足の太陽膀胱経の流れを示す人体図

飛陽は、足の太陽膀胱経(あしのたいようぼうこうけい)と呼ばれる経絡上にあるツボです。

この経絡は、
目の内側から前頭部・頭頂部・後頭部・後頚部・背中・腰・臀部・太もも後面・ふくらはぎ・足の小指まで続いています。

そのため、このツボに鍼や灸をすると、頭部・背部・腰・下肢などの症状に働きかけることがあります。

私(鍼灸師)は、
主に腰痛や坐骨神経痛を訴える方にこのツボを使用することが多いです。

特に、飛陽を押してみて圧痛や硬結が出ている場合に、効果を感じやすい印象があります。

逆に、押しても特に反応が出ていない場合は、他のツボの方が合っていることもあります。

腰痛について詳しく知りたい方は、「腰痛と鍼灸治療」をご覧ください。


飛陽(ひよう)の位置(見つけ方)

飛陽の位置を示す人体図
  1. まず、足の外くるぶしを見つけます。
  2. 外くるぶしとアキレス腱の間にある凹んだ場所が、崑崙(こんろん)というツボです。
  3. 崑崙から上へ7寸ほど上がった、腓腹筋の盛り上がりの下端あたりが飛陽になります。

【目安】
1寸:親指の幅
3寸:人差し指から小指までの幅


参考文献

  • 針灸経穴辞典(東洋学術出版)
  • 鍼灸治療基礎学(医道の日本社)
  • 図解鍼灸実用経穴学(医道の日本社)
  • 針灸学(経穴篇)(東洋学術出版)
  • 経絡経穴概論(医道の日本社)

おかだ鍼灸院 院長。

東洋医学(脈診・腹診)を中心に、
自律神経の不調や不妊(妊活)のお悩みを
26年以上臨床でサポートしています。

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