【記事改定日】2026年7月7日
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)
喉が痛い。
咳や鼻水が続いている。
肩から腕にかけて、肺経上の痛みが気になる。
このような不調に対して、東洋医学では尺沢(しゃくたく)というツボを使うことがあります。
このページでは、尺沢の効能と見つけ方についてご紹介します。
尺沢の効能

- 扁桃腺の腫れ
- 喉の痛み
- 咳
- 鼻水
- 肩・腕の痛み(肺経上)
解説

尺沢は、手の太陰肺経(たいいんはいけい)と呼ばれる経絡上にあるツボです。
肺と関わりのあるツボなので、『呼吸器系』の不調に用いられることがあります。
私(鍼灸師)の場合は、
扁桃腺が腫れて喉が痛むとき(東洋医学でいう「肺実」の状態)に使うことが多いツボです。
その他、
呼吸器系(鼻・咽頭・喉頭・気管支)の粘膜の炎症をやわらげる働きがあるとされ、鼻水や咳(風邪・喘息・気管支炎など)にも用いられることがあります。
また、肺経上にあたる肩や腕の痛みに使うこともあります。
尺沢(しゃくたく)の見つけ方

まず、手のひらを上に向けて肘を曲げ伸ばしします。
このときにできるしわ(横じわ)を確認します。
このしわの上にある上腕二頭筋腱の親指側に尺沢があります。
参考文献
- 鍼灸治療基礎学(医道の日本社)
- 鍼灸臨床わが三十年の軌跡(医道の日本社)
- 経絡経穴概論(医道の日本社)
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