体を冷やす食べ物・温める食べ物|妊活中の食材選び

顎に手を当て床に座る女性 妊活・不妊

【記事改定日】令和8年5月20日
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)

冷え性の方や、胃腸が弱い方の中には、
食材の性質について気になる方もいらっしゃるかもしれません。

以前、「胃腸の弱い人は、果物と生野菜にご注意!」という記事を書いたことがあります。

その中で、バナナは暑い地方の食べ物のため東洋医学では体を冷やす作用があると考えられており、胃腸の弱い方や体調を崩している方は食べ方に注意した方がよい、とお伝えしました。

今回は、もう少し詳しく「体を冷やす食材」「体を温める食材」、そして「妊活中の方に用いられる食材」についてご紹介します。


体を冷やす食べ物

東洋医学では、食べ物にも体を冷やすもの・温めるものがあると考えます。まずは体を冷やす食材です。

野菜

大根・トマト・きゅうり

大根・キュウリ・トマト・ナス・トウガン・レタス・チンゲンサイ・レンコン

果物

柿

柿・梨・スイカ・ビワ・メロン・レモン。バナナも暑い地方で育つ果物のため、体を冷やす食材とされています。

穀物・その他

ハト麦・ソバ・海藻類も体を冷やすとされているため、冷え性の方は食べすぎに注意した方がよいでしょう。


冷え性の方は、
これらの野菜や果物をそのまま生で食べすぎないようにしてください。

熱を加えて調理することで冷やす作用は緩和されます。

煮る・焼く・炒める・温かい汁物に入れる、といった形にすると体への負担は少なくなります。

また、体の外側をいくら温めていても、冷たい飲み物で内側から冷やしてしまうと冷えが抜けにくくなることがあります。

冷え性の方は、冷たい飲み物の飲みすぎにも注意してください。


体を温める食べ物

野菜

ニラ・ニンニク・ネギ

ニラ・ニンニク・長ネギ・ヨモギ・玉ねぎ・生姜・らっきょう・かぼちゃ・唐辛子

唐辛子は体を温める作用がありますが、
瘀血(おけつ)体質の方・アトピー・蕁麻疹・喘息のある方は刺激になることがあるため、避けた方がよい場合があります。

ブリ

ブリ・タイ・イワシ・サバ・エビ

羊肉・鶏肉・牛肉・豚レバー


妊活中の方に用いられる食材

妊活中の方には冷え性の方が多い傾向があります。

以下の食材は、東洋医学的に体を温めたり気血を補ったりする作用があるとされています。

羊肉

羊肉の料理

肉類の中でも特に温める作用が強いとされ、腹部や下半身を温めるはたらきが期待できます。

強壮強精作用もあるとされています。

鶏肉

鶏肉の料理

胃腸を温め、体力を補う食材と考えられています。
滋養強壮の目的で日常的に取り入れやすい食材です。

プルーン

プルーンとヨーグルト

鉄分・ビタミン・ミネラルを豊富に含み、東洋医学では血を補う食材として考えられることがあります。

貧血気味の方に向いているとされています。

ニンジン

ニンジン

胃腸を丈夫にし、体を補う食材と考えられています。

気血が不足して体力が落ちているタイプの方に用いられることがあります。

もち米

もち米

胃腸を温め、気を補う作用にすぐれた食材とされています。

体力をつけたい方や冷えやすい方に向いています。

ゴマ

ごま

良質なたんぱく質・不飽和脂肪酸・ビタミンE・ミネラルなどを多く含む食材です。

東洋医学では滋養強壮に役立つ食材として考えられています。


強精作用のある食材

ヤマイモ

やまいものとろろご飯

胃腸虚弱を補い、滋養強壮にすぐれるとされています。男女ともに妊活中の体づくりに用いられることがあります。

ニラ

ニラ

胃腸を温める作用があります。強壮強精作用があるとされており、勃起不全の改善に用いられることもあります。

ニンニク

ニンニク

胃腸を温め、新陳代謝を高める食材とされています。疲労回復・滋養強壮を目的に用いられることがあります。

クルミ

クルミ

強壮強精作用が高いとされています。精力の減退や元気をつけたいときに用いられることがあります。

エビ

エビ

精力減退・足腰のだるさなどに効果があるとされています。ただし、瘀血(おけつ)体質の方は避けた方がよい場合があります。


妊活中の方や冷えが気になる方は、体を冷やしすぎない食生活を日々の養生として意識してみてください。

妊活・不妊への鍼灸については、以下のページにまとめています。
妊活・不妊の鍼灸治療について

おかだ鍼灸院 院長。

東洋医学(脈診・腹診)を中心に、
自律神経の不調や不妊(妊活)のお悩みを
26年以上臨床でサポートしています。

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