肋間神経痛の鍼灸症例|幸手市おかだ鍼灸院

スーパーで右の脇腹に手を当てる女性

胸や背中、脇腹のあたりに痛みがあり、
体をひねった時や深呼吸をした時に「ズキッ」と響く。

肋間神経痛では、このような痛みが背中から胸にかけて出ることがあります。

はじめは少し気になる程度でも、
動くたびに痛みが出たり、服が触れるだけでチクチクしたりすると、日常生活にも負担がかかってきます。

埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院には、久喜市・加須市などの近隣地域からも、
背中から胸にかけて痛みが続いている方や、体をひねる動作・深呼吸などで痛みが出る方が来院されています。

また、帯状疱疹の発疹が治まったあとに、胸・背中・脇の痛みだけが残ってしまうケースもあります。

このページでは、当院で実際に施術を行った肋間神経痛の症例をご紹介します。

※症状の改善には個人差があります。


このような事でお困りですか?

ソファーに座り顎に手を当てる女性
  • 背中から胸にかけて痛みがある
  • 体をひねると胸や脇腹に痛みが出る
  • 深呼吸をすると背中や胸に響く
  • 腕を使う作業をしていると、背中から側胸部が痛くなる
  • 帯状疱疹の発疹は治ったのに、胸・背中・脇の痛みが残っている
  • 薬や注射を続けているが、なかなか改善しない

肋間神経痛の症状や鍼灸治療については、以下のページでも詳しく説明しています。
肋間神経痛の鍼灸治療


症例①|帯状疱疹後に残った胸・背中・脇の痛み

右肋間神経痛の位置を示す人体図(前面)
右肋間神経痛の位置を示す人体図(後面)

来院日

令和5年8月16日

患者

81歳男性

主訴

帯状疱疹後に残った胸・背中・脇の痛み


症状の経過

5か月ほど前、寒い場所で作業をしていたことをきっかけに、胸・背中・脇に痛みが出るようになりました。

病院で診てもらったところ、
「帯状疱疹」と言われたそうです。

帯状疱疹の発疹は1か月ほどできれいになりましたが、痛みが残ってしまいました。

歩くだけで響き、服が触れるだけでもチクチク痛む状態でした。

痛みが強かったため、好きだった散歩もしていませんでした。

服薬とブロック注射を受けながら様子をみている状態で、当院に来院されました。

既往歴

糖尿病


施術と経過

体を確認すると、免疫の弱りを表すツボに反応がありました。

また、糖尿病があり、血糖値の問題も回復を妨げる要因の一つになっていると考えました。

そのため、免疫の反応と血糖に関係するツボに鍼を行いました。

最後に、肋間神経痛が出ている経絡上の手足のツボに、鍼と灸を行いました。

帯状疱疹後の神経痛にはお灸が合うので、自宅でもお灸を続けてもらうようにしました。


2回目

「胸の痛みが少しだけ良いかな?」
とお聞きしました。


3回目

「前回施術を受けた後に、目が冴えて眠れなかった」
とお聞きしました。


4回目

「前回施術の後は、普通に眠れた」
とお聞きしました。


5回目

「ダンベル運動をして、少し痛みが増した」
とお聞きしました。


7回目

「良い日と悪い日がある」
とお聞きしました。


9回目

「少しずつ良くなっている感じが分かる」
とお聞きしました。


13回目

「大分痛みが取れてきた」
とお聞きしました。


14回目

「最初は、歩くだけで胸・脇・背中に響いて辛かったけれど、今は大丈夫になった」
とお聞きしました。

日常生活に問題がない状態になったため、施術を終えました。


考察

高齢になると、体の回復力は落ちやすくなります。

この方の場合は、それに加えて、

  • 免疫力の低下を示す反応
  • 血糖値の問題
  • 帯状疱疹後に残った神経痛

が重なり、痛みが長引いていたと考えました。

当院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、免疫や血糖の状態も含めて体全体を確認しながら施術を行いました。

その結果、歩くだけで響いていた胸・脇・背中の痛みが落ち着き、日常生活に支障がないところまで変化がみられました。

※施術の効果には個人差があります。


症例②|3か月前から続く左背中・左側胸部の痛み

左肋間神経痛の位置を示す人体図(前面)
左肋間神経痛の位置を示す人体図(後面)

来院日

平成30年5月2日

患者

40代女性

主訴

左の背中から左側胸部にかけての痛み


症状の経過

3か月前から、左の背中から左側胸部にかけて痛みが出るようになりました。

朝起きた時は痛みがありませんが、仕事で腕を使う作業が多く、時間が経つにつれて徐々に左の背中から左側胸部が痛くなる状態でした。

整形外科で診察を受けましたが、特に異常はないと言われました。

改善がみられなかったため、ホームページを見て来院されました。

既往歴

  • 3年前に喉の詰まりを発症
    ※検査では異常なし
  • 1年ほど前から、ときどき頭痛と吐き気が起こる
    ※検査では異常なし

随伴症状

  • 手足の冷え
  • 目が疲れやすい
  • イライラしやすい
  • 体がだるい

施術と経過

脈を診させてもらうと、細く、やや尖った脈状をしていました。

私(鍼灸師)は、血流が悪い反応と、交感神経の緊張があると考えました。

また、背中には側弯がみられました。

施術では、血流を改善するツボと、交感神経の緊張を緩めるツボに鍼を行いました。


2回目

背中の痛みに変化はありませんでした。

仕事をしていると、左の背中から側胸部に痛みが起こる状態でした。

前回の施術に加えて、背中の緊張を緩めるツボにも鍼を行いました。


3回目

痛みが減ってきました。

最初の痛みを10とすると、6ぐらいまで減ったとのことでした。

施術は同じ処置を行いました。


4回目

2か月ぶりに来院されました。

左の背中から側胸部の痛みについてお聞きすると、

「前回施術を受けてからさらに楽になり、気づいたら痛みが取れていた」

とのことでした。

この日は、朝起きたら頭痛がするため来院されたとのことでした。


考察

整形外科では病名を告げられていなかったようですが、症状の出方から肋間神経痛ではないかと考えました。

この方は、仕事で手を使う作業が多く、体の使い方に偏りがありました。

その影響で、左の背中から腰にかけて筋肉の緊張が起こり、肋間神経に負担がかかって、背中から側胸部に痛みを起こしていたと考えられます。

背中の緊張を緩めるツボに鍼を行ったことで、背部の筋肉が緩み、肋間神経への負担が減っていったと考えました。

その結果、徐々に痛みが落ち着いていった症例です。

※症状の改善には個人差があります。


まとめ

指を立て説明する院長

肋間神経痛といっても、痛みが出る背景は一人ひとり異なります。

今回の症例では、

  • 帯状疱疹後に神経痛が残っていたケース
  • 背中の筋肉の緊張や体の使い方が関係していたケース

をご紹介しました。

当院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、脈や体の反応を確認しながら、回復を妨げている要因を探していきます。

肋間神経痛の鍼灸治療について詳しく知りたい方は、以下のページもご覧ください。
肋間神経痛の鍼灸治療

来院をご希望の方は、ご予約の流れを以下のページでご確認いただけます。

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