「病院で心電図を撮ったのに、異常なしと言われた」「でも、動悸は続いている」——そのような経験をされている方は少なくありません。
検査で異常がないからこそ、原因が分からず不安になることもあるかと思います。
このページでは、検査で異常が見つからない動悸の原因と、鍼灸でどのようにアプローチするかをお伝えします。
埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院には、動悸でお悩みの方が来院されています。
このような症状でお困りですか?

- 病院で心電図の検査を受けたけれど異常がなかった
- 心臓がドキドキして不快な時がある
- 動悸のほかに、めまい・肩こり・食欲不振・疲労感などさまざまな症状がある
- 更年期に入ってから体の調子が悪くなった
- 仕事や家庭のストレスの影響を受けているように感じる
- なるべく薬に頼りたくない
- 自律神経の乱れに対応できる鍼灸院を探している
検査で異常がない動悸は、自律神経の乱れが関係していることもあります。
動悸の主な原因

動悸にはさまざまな原因があります。まず原因を大まかに把握しておくことが、対処への第一歩になります。
心臓の病気
不整脈や心臓弁膜症などが原因の場合があります。まずは病院で検査を受けることが大切です。
ストレス・自律神経の乱れ
検査で異常がない動悸の多くは、これが関係しているといわれています。
カフェイン
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインの影響で、交感神経が興奮することがあります。
更年期
ホルモンバランスの変化が自律神経に影響し、動悸を感じることがあります。
貧血・甲状腺の異常
血液検査などで確認できることがあります。
当院に来られる方の多くは、病院で検査を受けて心臓や血液に異常がないと確認された上で来院されています。
このページでは、ストレス・自律神経の乱れ・更年期が関係する動悸を中心にご説明します。
検査で異常がない動悸の原因は?

鍼灸院に来られる方の多くは、病院で「心電図」「血液」「エコー」などの検査をしても異常がなく、ストレスによる自律神経失調症として来院されています。
では、なぜ強いストレスを感じると動悸が起こるのでしょうか。
人はストレスを感じると、副腎からアドレナリンやノルアドレナリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
これは、ストレスと「戦う」または「逃げる」ために体を準備するホルモンです。
このホルモンが分泌されると
・心拍数が増える
・心拍出量が増える
・筋肉への血流量が増える
・血圧が上がる
・血糖値が上昇する
といった変化が起こります。
この時、心臓はドキドキし、「交感神経」が興奮した状態になります。このようなストレスに対する体の反応として、動悸が起こることがあります。
また、鍼灸院に来られた方の体をみると、自律神経の乱れだけでなく、東洋医学の腹診で血液の滞りを示す瘀血(おけつ)の反応が見られることも多くあります。

瘀血がある場合
・お臍の斜め下あたりが膨らんでいる
・お腹が硬くなっている
・指で押すと痛みを感じる
といった反応がみられることがあります。
お腹の血流が悪くなると、心臓のポンプに負担がかかり、その違和感が動悸として感じられることがあります。
この瘀血を改善することで、心臓の負担が軽くなり、動悸の改善につながることがあります。
このような血流のトラブルとして
・骨盤うっ血
・肝門脈うっ血
・骨盤虚血
などが関係している場合もあります。
急に動悸が起きた時におすすめするツボ

手のひらを上に向け、手首と肘の真ん中あたりに**郄門(げきもん)**というツボがあります。
このツボは「手の厥陰心包経」という経絡上にあり、心臓の働きを助けるとされています。
急に動悸が起きた時に、このツボを指で持続的に押してみると、症状が緩和することがあります。
【参考文献】超旋刺と臨床のツボ(医道の日本社)
日常生活に気をつけて動悸を予防する

コーヒーや緑茶を控える
コーヒーや緑茶に含まれるカフェインの影響で、動悸を誘発することがあります。
埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院に来られた方の中にも、「コーヒーを飲むと動悸がする」と相談される方がいます。
これは、カフェインによって交感神経が興奮するためです。動悸が起こりやすい方は、コーヒーや緑茶を控えた方がよいでしょう。
穏やかな心で生活を送る
イライラしたり怒ってばかりいると、副腎からアドレナリンが分泌されます。
このホルモンは
・心拍数を増加させる
・心臓の収縮力を強くする
働きがあります。
その影響で動悸を感じることがあります。なるべく穏やかな気持ちで日常生活を過ごすことも大切です。
食べ過ぎない(腹八分目)
胃腸が弱っている方が食べ過ぎると、動悸を感じることがあります。
これは、大量の血液を胃腸へ送る必要があり、その影響で心臓に負担がかかるためです。
当院に来ている方の中にも、食べ過ぎると動悸を感じる方がいます。その多くは胃腸の弱い体質の方です。
院長の臨床メモ

鍼灸症例5
来院日)平成28年1月6日
患者)50代女性
症状)動悸
5年前から他の鍼灸院で施術を受けていたが、その先生が施術できなくなり来院されました。
愛犬が亡くなってから体調を崩し、特に嫌な夢をみた時に動悸が起こるとのことでした。
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動悸の鍼灸治療

人はストレスを感じると、副腎からアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンの分泌が多い場合、足底の土踏まずにある然谷(ねんこく)というツボを押すと圧痛が出ることがあります。
この反応が消えるように膝のツボに鍼をすると、アドレナリンの分泌が減り、交感神経の興奮が落ち着いてくることがあります。
また、瘀血反応がある方の場合は
・足首のツボ
・背中のツボ
などを使い、お腹の血行不良を改善していきます。
お腹の血流が良くなると、心臓の負担が減り、動悸の改善につながることがあります。
埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院には、幸手市だけでなく久喜市・杉戸町などからも多くの方にご来院いただいています。
▶久喜市からの来院方法はこちら
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よくあるご質問
Q. 病院で異常なしと言われましたが、鍼灸で診てもらえますか?
はい、対応しております。
当院に来られる方の多くは、病院の検査で異常が見つからない状態でご来院されています。
自律神経の乱れや瘀血など、東洋医学の視点から体の状態を確認していきます。
Q. 動悸と一緒にめまいや肩こりもあります。一緒に診てもらえますか?
はい、可能です。
自律神経の乱れでは、動悸・めまい・肩こり・食欲不振など複数の症状が同時に現れることがあります。
体全体の状態を確認しながら施術を行います。
Q. 更年期からくる動悸にも鍼灸は対応できますか?
更年期に入ってから体調が悪くなり、動悸が出るという方も来院されています。効果には個人差がありますが、対応しております。
Q. 何回くらい通えば改善しますか?
個人差はありますが、週1~2回の施術を1か月ほど続けると、症状が落ち着いてくる方が多いです。
体の状態や生活環境によって異なりますが、施術期間の目安は1~3ヶ月ほどです。
Q. 動悸がひどい時、自分でできることはありますか?
手首と肘の真ん中にある「郄門」というツボを指で押すと、動悸が緩和することがあります。
また、カフェインを控えることや食べ過ぎを避けることも予防につながります。
一人で悩まず、一緒に原因を探していきましょう
この記事をここまで読まれた方は、「この動悸は何とかならないだろうか」と感じていらっしゃるかもしれません。
当院では、初めての方にも丁寧に説明しながら施術を進めています。
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