【記事改定日】2026年6月6日
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)
ものもらいとは

「まばたきをすると、目がゴロゴロして痛い」——そんな経験はありませんか?
おかだ鍼灸院にも、このような症状を訴えて来院される方がいます。
こうした症状が起きる背景には、疲れが重なっていたり、体の抵抗力が落ちていたりすることがあると、私は感じています。
手に付着していた細菌(黄色ブドウ球菌)が、まぶたをこすった際にまぶたの脂腺や汗腺に感染することがあります。
この病気を「ものもらい」といい、医学的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と呼ばれています。名前の通り、まぶたに麦のようなしこりが現れます。
ものもらいに使ったツボ
ものもらいに対して、鍼灸ではお灸を使うことがあります。私が使うのは、二間(じかん)と曲池(きょくち)の2つのツボです。
これらにお灸をすると、痛みや腫れが引きやすくなることがあります。
二間(じかん)

二間は、人差し指にあるツボです。
見つけ方
- 指を曲げます
- 指の節にシワができます
- 指先にできたシワを1番目とすると、2番目にできたシワの端が「二間」です
このツボにお灸をすると、ものもらいの痛みや腫れが引きやすくなることがあります。
以前、「目がゴロゴロする」と訴えていた方にお灸をしたところ、「目のゴロゴロが楽になってきた」とおっしゃっていただいたこともありました。
毎回すぐに変化が出るわけではありませんが、毎日続けることで、痛みや腫れが引きやすくなることがあります。
【参考】主治:眼瞼の麦粒腫(ものもらい)、子供の便秘。おしなべて小児のムシ(疳などを指す)を治する。
引用:鍼灸治療基礎学(医道の日本社)
曲池(きょくち)

曲池は、肘にあるツボです。
見つけ方
- 肘を曲げます
- 曲げた箇所にシワができます
- そのシワの端が「曲池」です
このツボにお灸をすると、ものもらいの痛みや腫れが徐々に引きやすくなることがあります。
【参考】主治:皮膚病を主る。化膿予防、突き目、眼瞼炎、麦粒腫、フリクテン(俗にいうメボシ)、トラホーム、パンヌス、老眼等の妙穴である。
引用:鍼灸治療基礎学(医道の日本社)
まとめ

ものもらいには、二間と曲池へのお灸が助けになることがあります。
毎日継続することが大切で、症状が重い場合や改善が見られない場合は、眼科への受診もご検討ください。
幸手市・久喜市・杉戸町など埼玉県内からも来院いただいているおかだ鍼灸院では、ものもらいのほか、体調全般のご相談にも対応しています。
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