曲池(きょくち)の効能とツボの位置

曲池の位置を示した人体図 ツボ情報

【記事改定日】2026.7.28
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)

主な効能

ソファーに座り肩に手を当てる女性
  • 喉の炎症を鎮める
  • 首こり・肩こり・頭痛の緩和
  • のぼせを引き下げる
  • 下痢の改善
  • 腰痛の緩和(大腸との関連)

なぜ曲池が効くのか?

胸鎖乳突筋の圧痛部位を示した図

喉(口蓋扁桃・上咽頭)に炎症がある時は、胸鎖乳突筋にあるツボ(天ゆう付近)に圧痛と硬結が出る事が多いです。

曲池を刺激すると、喉の炎症を減退させ、天ゆうの圧痛・硬結を和らげます。

その結果、喉の炎症によって起きていた『首こり』・『肩こり』・『頭痛』の改善につながる事があります。

また、曲池は『合穴(ごうけつ)』であり、逆気而泄(ぎゃっきじせつ)の作用があるとされます。

これは、本来下に向かうべき気が上に逆流すること、体外へ漏れ出ることを治す働きを指します。

そのような作用があるため、『のぼせ』・『下痢』などにも効果を発揮する事があります。

最近では、
過敏性腸症候群の方にこのツボを使用したところ、下痢の頻度が減ったと喜ばれたツボです。

また、曲池は大腸につながっているツボなので、曲池を刺激すると大腸の働きが良くなる事があります。

そうすると、腰にあるツボ(大腸兪)が緩み、腰痛が改善する事があります。

曲池を刺激

大腸の状態が良くなる

腰部(大腸兪)が緩む

このような仕組みで『腰痛を改善させるのでは?』と考えられます。

以前、腰痛で来院された女性に曲池を刺入してから腰を動かしていただいたところ、『痛みが減った!』とおっしゃっていた方もありました。


曲池の見つけ方

曲池の位置を示した人体図

曲池は、肘を曲げた時にできる外側の皺(しわ)の先端にツボをとります。


体調不良で施術をご希望の方は、ご利用の流れをご覧ください。

おかだ鍼灸院 院長。

東洋医学(脈診・腹診)を中心に、
自律神経の不調や不妊(妊活)のお悩みを
26年以上臨床でサポートしています。

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