帯状疱疹は、疲労が重なっている時期や、体の抵抗力が落ちている時期に出ることがあります。
ピリピリした痛みや皮膚の発疹が治まったあとも、神経痛として痛みが残ってしまうケースも少なくありません。
「服が触れるだけで痛い」「痛みが怖くて外出できない」――そのようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
このページでは、埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院で施術を行った帯状疱疹の鍼灸症例をご紹介します。
このような事でお困りですか?

症例① 発症初期から施術を開始できた症例


来院日: 令和6年9月19日
患者: 60代女性
主訴: 左ウエストラインの帯状疱疹
九州への旅行後、疲労が蓄積していた時期に、ウエストラインにピリピリする痛みを感じるようになりました。
最初は虫刺されだと思っていたとのこと。痛みが強くなったため皮膚科を受診したところ、帯状疱疹と診断されました。
もともと当院に来院されていた方だったので、帯状疱疹に対して鍼灸でできることをお伝えし、腰痛と合わせて施術を開始しました。
施術と経過
■ 1回目
まず、体の炎症を鎮めるツボと、免疫と関係のあるツボに鍼を行いました。
その後、腰・脇腹・腹部の帯状疱疹による炎症を鎮めるツボに鍼とお灸を施して、1回目の施術を終えました。
■ 2回目
「右側の首のリンパが腫れた」とのこと。
帯状疱疹が出るほど、体の免疫系に負担がかかっている状態だと考え、前回と同様の施術を行いました。
■ 3回目
数日前にご主人の風邪がうつり、高熱を出されたとのこと。
まだ免疫系が弱っている状態が続いていると思われましたが、帯状疱疹による痛みは最初を10とすると3程度に軽減し、肌もきれいになってきました。
■ 4回目
帯状疱疹による痛みはほぼ感じなくなり、肌もきれいになりました。以降は慢性腰痛の施術を中心に移行しました。
考察
施術の経過中、首のリンパの腫れやご主人からの風邪感染など、免疫系のトラブルが続いていました。
身体がかなり疲弊していた状態だったと考えられます。
免疫(のど)の弱りと、帯状疱疹に関係する経絡にアプローチしたことが、早期回復につながった一因かもしれません。
免疫については、「万病のもとになる喉(扁桃)の鍼灸治療」をご覧ください。
高齢になると帯状疱疹後神経痛に移行するケースも多いため、初期から対応できたことは良かったと思っています。
症状は落ち着きましたが、免疫系がまだ弱っていると思われるため、しばらくは施術を継続する方針としました。
※施術の効果には個人差があります。
症例② 5か月前から続く帯状疱疹後神経痛の症例


来院日: 令和5年8月16日
患者: 81歳男性
主訴: 帯状疱疹後に残った肋間神経痛
既往歴: 糖尿病
5か月ほど前、寒い場所での作業をきっかけに胸・背中・脇に痛みが出始め、病院で帯状疱疹と診断されました。
発疹は1か月ほどできれいになりましたが、痛みだけが残ってしまいました。
歩くだけで痛みが響き、服が触れるだけでチクチクと痛む状態。
痛みが怖くて、好きな散歩もできなくなっていました。
服薬とブロック注射を受けながら経過を見ていたところ、当院に来院されました。
施術と経過
初診時、免疫の弱りを示すツボに反応がありました。
また、糖尿病(血糖値の高さ)が回復を妨げる要因になっていると考え、それぞれに関係するツボに鍼を行いました。
最後に、肋間神経痛が出ている経絡上の手足のツボに鍼とお灸を施しました。帯状疱疹後の神経痛にはお灸が有効なことがあるため、ご自宅でも続けるようお勧めしました。
■ 2回目
「胸の痛みが少しだけ良いかな」
■ 3回目
「前回施術の後、目が冴えて眠れなかった」
■ 4回目
「前回は普通に眠れた」
■ 5回目
「ダンベル運動をして、少し痛みが増した」
■ 7回目
「良い日と悪い日がある」
■ 9回目
「少しずつ良くなっている感じが分かる」
■ 13回目
「だいぶ痛みが取れてきた」
■ 14回目
「最初は歩くだけで胸・脇・背中に響いて辛かったけれど、今は大丈夫になった」
日常生活に支障がなくなったため、施術を終了しました。
考察
高齢になると回復力が落ちてきます。
この方の場合、免疫、特にのど・扁桃に関係する反応と、血糖値の問題が回復を妨げていたと考えられました。
免疫と血糖に着目して施術を行ったことが、回復の後押しになったのではないかと思います。
※施術の効果には個人差があります。
埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院では、帯状疱疹の発症初期から、神経痛が残った段階まで、状態に合わせた施術を行っています。
来院をご希望の方は、ご予約の流れを以下のページでご確認いただけます。
