鍼治療の効果はどのくらいの期間で現れるの?

椅子に座り腰に手を当てる男性 東洋医学の基本

鍼治療を受けてみたいと思っていても、
「何回通えば良くなるの?」
「どのくらいで効果が出るの?」と気になっている方は多いと思います。

整形外科で湿布や痛み止めをもらっても改善しない、
安静にしていても一向に楽にならない

――そんな経験をされた方に、26年間臨床を続けてきた鍼灸師の立場からお伝えします。

このような事でお困りですか?

ソファーに座り顎に手を当てる男性
  • 鍼の効果がいつ出るのか知りたい
  • 何回くらい通えば良くなるのか分からない
  • ぎっくり腰はどのくらいで治るのか知りたい
  • 湿布や痛み止めでは良くならない
  • 薬に頼らず回復したい

このページでは、
鍼治療の効果が現れるまでの期間・回数の目安を、ぎっくり腰(急性腰痛)を例にご紹介します。


一本の鍼で、身体はその場で変わっている

立って話している院長

私の鍼灸院では、
「肩こり」・「腰痛」・「自律神経の不調」など、どんな症状で来られても、
必ずお腹を軽く押して状態を確認します。

なぜこのようなことをするのかというと、
お腹には不調の原因を知るヒントが隠されているからです。

臨床の中でよく見られるのが、
瘀血(おけつ)と呼ばれる血液の滞りです。

お臍の斜め下あたりを指で軽く押したとき、

  • 硬くなっている
  • 押すと痛みを感じる

このような状態として確認できます。

瘀血については、「瘀血(おけつ)と鍼灸治療」をご覧ください。

血液の滞りは、お腹だけの問題ではない

血液の流れを示した図

この血液の滞りは、お腹だけの問題ではありません。
肩こりや腰痛を起こしている筋肉にも影響を与えています。

そのため当院では、
この血行不良を改善するツボに鍼をします。

すると、急激にお腹の硬かった部分が柔らかくなり、
押して痛かった症状も消失することがあります。
これは血流が改善されたからです。

身体の変化を敏感に感じる方ですと、

  • 「お腹がスッキリした!」
  • 「腰の痛みが楽になった!」
  • 「肩が柔らかくなった感じがする!」

といった声をお聞きすることがあります。

このように、鍼治療では一本鍼を打っただけで、瞬時に身体に変化が起きているのです。


例えば、ぎっくり腰の場合、何回で良くなるのか?

立って話している院長

ぎっくり腰は原因によって回復期間が変わります

ぎっくり腰といっても、原因はさまざまです。

  • 筋肉や関節を痛めたタイプ
  • お尻・もも・ふくらはぎにしびれと痛みを伴う腰椎椎間板ヘルニアのタイプ
  • 高齢の方では、くしゃみや尻餅で腰椎圧迫骨折を起こしているタイプ

原因によって、改善までの期間や回数は異なります。
ここでは、もっとも多い筋肉・関節を痛めたタイプについてお伝えします。

ぎっくり腰については、「ぎっくり腰と鍼灸治療」をご覧ください。

回数・期間の目安

私の経験では、
「靴を履くのが辛い」
「寝返りが大変」
「腰の曲げ伸ばしができない」

など、日常生活に支障をきたしている方でも、

  • 早い方:2〜3回
  • 普通の方:3〜5回程度

で激痛から解放される方が多いです。

期間としては、

7〜10日程度(平均)で日常生活を送れるようになることが多いです。

もちろん、
これより早く改善される方もいるし、遅くなる方もいます。

実際の症例|仙腸関節を痛めたケース

キッチンで腰に手を当てる女性

令和元年12月30日に、ぎっくり腰で来院された方の例をご紹介します。

前日の夜から腰に違和感を感じ、
だんだんと痛みが強くなったとのことでした。

状態を確認すると、
前屈や右への側屈で痛みが増し、
右膝を伸ばしたまま股関節を30度ほど曲げると腰に痛みが出る状態でした。

痛む部位を確認したところ、
仙腸関節と呼ばれる関節を痛めていると推測できました。

1回目の施術後、
前屈をしてもらうと大分曲がるようになり、痛みも軽減しました。

5日後の1月4日に来院された際には、
前屈・側屈ともに見違えるように改善されていました。

ただ、寝返りなど腰を捻る動作ではやや痛みが残っていたため、
2回目の施術を行いました。

施術後は来院時よりも明らかに楽になり、
この調子であればもう一度の施術で日常生活に問題がなくなると感じました。

このように、早い方で2〜3回、普通の方で3〜5回程度で改善される方が多いです。

▶[ぎっくり腰の鍼灸症例

注意事項

筋肉の損傷が激しい方、養生をせず無理に重い物を持ち上げた方、高齢の方の場合は、回数・期間もこの限りではありません。


「安静にしていても治らない」という現実

ソファーに横になる女性

「一週間、安静にしていたけれど痛くて、仕事に行けない!」という方が結構いらっしゃいます。

これを早いと取るか・遅いと取るかはさまざまですが、
この事を考えると、鍼灸治療は回復への近道になることがあります。

このような方は、回復までに時間がかかっているケースが多いです。

  • 安静にしているのに、一週間たっても回復しない
  • 湿布を貼っても効果を感じない
  • 痛み止めを飲むと胃が気持ち悪くなる
  • 薬に頼りたくない
  • マッサージを受けても改善しない

埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院では、
症状だけで判断するのではなく、お腹の状態も含めて身体全体を確認しながら施術を行っています。

一人ひとりの状態に合わせて、
無理のない形で整えていくことを大切にしています。

腰痛やぎっくり腰でお悩みの方は、おかだ鍼灸院にお任せください。


よくある質問

Q. 鍼を初めて受けるのですが、何回通えばいいですか?

ぎっくり腰のような急性症状であれば、
早い方で2〜3回、
普通の方で3〜5回程度を目安にしています。

慢性的な症状の場合は状態によって異なります。

Q. 鍼は痛いですか?

鍼治療は、刺す時に少し「チクリ」とする程度です。
ほとんどの方は、問題なく施術を受けられます。

しかし、体が過敏になり過ぎている方は、痛く感じてしまう方も時々いらっしゃいます。

その場合、
当院では、刺さない鍼(てい鍼)を使用するので、痛みなく施術を受ける事が可能です。

鍼灸治療に不安な方は、「鍼を痛い・お灸は熱いと思っていませんか?」をご覧ください。

Q. 一回の施術でどのくらい時間がかかりますか?

初回は、問診や検査を行うので「約45分~60分」かかります。
2回目からは、全身調整(鍼)で約30分前後、全身調整(鍼灸)で約30~40分ほどかかります。

Q. ぎっくり腰になったばかりでも鍼を受けられますか?

はい、ぎっくり腰になったばかりでも鍼灸を受けられます。

Q. 整形外科に通いながら鍼灸を受けてもいいですか?

はい、整形外科と併用をして施術を受けられる方はいらっしゃいます。


おかだ鍼灸院 院長。

東洋医学(脈診・腹診)を中心に、
自律神経の不調や不妊(妊活)のお悩みを
26年以上臨床でサポートしています。

岡田匡史(国家資格・鍼灸師)をフォローする

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