【記事改定日】2026.9.14
【筆者】岡田匡史(国家資格・鍼灸師)
回転性・浮動性のめまいに使う耳のツボ「めまい点」

めまいのツボには、耳針療法の「めまい点」がよく用いられます。
めまいが起こる代表的な疾患には、
- 良性発作性頭位めまい症(耳石が剥がれて三半規管内に移動)
- メニエール病(内リンパ水腫によるもの)
- 突発性難聴(原因不明)
- 前庭神経炎
- 起立性低血圧
などがありますが、おかだ鍼灸院では上位3つの疾患の方がたびたび来られています。
これらの疾患で来られた方の多くは、
薬を服用して数カ月(1~3ヵ月)経つけれど変化がない・ふらふらする・すっきりしない・グルグル回る・後頭部が重い・肩がこる・食欲がない・目が疲れるといったお悩みを抱えています。
「めまい点」の効果と位置

このようなめまいでお悩みの方に使うツボの1つに、耳針療法の「めまい点」があります。
このツボは、めまいへの効果はもちろん、後頚部のコリ・耳の詰まりにも良い影響があると言われています。
「めまい点」があるのは「耳」です。
この「めまい点」と思われる場所を親指と人差し指で挟んで探ると、硬くなっていることがあります。このような時に、ここに鍼をすると効果を発揮することが多いです。
私(鍼灸師)がこのツボを使うようになったのは、以下の記述がきっかけです。
耳診法に於ける「めまい点」も有効である事を付記する。これは、首藤伝明氏の「めまい点」に関する臨床報告の追試結果の成績により確認
実際に使ってみると、効果を感じることが多いツボです。
ただ、この「めまい点」だけ使えば良いのかというと、そうではありません。
身体(五臓六腑)を整えたうえで、最後に使うと良いようです。
めまいの症例

以前、めまいで当院に来られた方の中に、ふわふわしためまい・耳の詰まり・足のふらつき・食欲不振で来られた方がいました。
その方の場合は、4ヵ月ほど前に激しい回転性のめまいが起こり、病院ではメニエール病と言われていました。
その後、激しい症状は落ち着いてきたものの、上記のような症状が解消されずにいました。
しかし、その症状も施術を続けていくうちに、徐々に和らいでいきました。
当院に来られた方の症例をご覧になりたい方は、下記をご覧ください。
▶ めまいの鍼灸症例一覧はこちら
参考文献
- 鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)
- 首藤伝明症例集(医道の日本社)
めまいでお悩みの方へ

埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院では、
良性発作性頭位めまい症・メニエール病・突発性難聴・更年期障害などからくるめまいに対応しております。
鍼灸治療について詳しくしりたい方は、「めまいの鍼灸治療」をお読みください。
また、施術を希望の方は、ご利用の流れをご覧ください。


