耳の中でボーボーという音がして、音が聞き取りにくい
——幸手市・久喜市・加須市など埼玉県内で、そのような症状でお悩みの方からご予約をいただいています。
耳鼻科に通いながらもなかなか落ち着かない、また繰り返してしまったと不安を抱えている方も少なくありません。
このようなことでお困りですか?

このページでは、急性低音障害型感音難聴の鍼灸症例をご紹介します。
耳の症状と自律神経の関係については、
「自律神経失調症専門ページ」もあわせてご覧ください。
症例:急性低音障害型感音難聴(40代女性)

来院日:令和2年9月11日
患者:40代女性
主訴:耳鳴り(ボーボー)・耳閉感・軽度難聴
来院までの経緯
以前から何度も急性低音障害型感音難聴を繰り返しており、
右がなったり左がなったりしている。
今回もボーボー音がするようになり、
耳閉感と聞き取りにくさが出てきた。
耳鼻科には継続して通院中。
おかだ鍼灸院には数年前に「視界がはっきりしない」などの症状で来院され、改善した経緯がある。
経過
■ 第1回目
腹診でお腹の状態を確認したところ、以下の反応がみられた。
- 瘀血(おけつ):血行不良のサイン
- 免疫力の低下:慢性扁桃炎の反応
- 肝虚(かんきょ):肝臓の弱り
これらが回復を妨げる原因になっていると考え、大元にアプローチする施術を行った。
■ 第2回目
耳のボーボーする感じは減ってきた。ただし、耳鼻科での検査では低音域の聞こえはまだ悪い状態。
■ 第3回目
この日はボーボーする感じが気になる。車のエンジン音が不快に感じる。
■ 第6回目
ボーボーする感じが気にならなくなった。耳閉感も減ってきた。
仕事で手をよく使うため腱鞘炎になっており、ドアノブを回したり物を持つときに痛みが出ている。この回から腱鞘炎の施術も追加。お灸を据えると痛みがかなり和らいだ。
■ 第8回目
腱鞘炎は前日は痛みがなかったが、この日は手を使いすぎたため痛みが出た。
■ 第9回目
耳のボーボーはなし。やや耳閉感が残る程度。腱鞘炎も改善傾向。
■ 第10回目
耳の状態が良くなったため、施術を終了。
まとめ
この患者さんは、肝の弱りと瘀血(おけつ)によって血行不良が生じていました。
東洋医学的な考え方については、
▶東洋医学で考える「肝」の働き
▶瘀血(おけつ)と鍼灸治療もあわせてご覧ください。
また、慢性扁桃炎はさまざまな不調の原因につながることがあり、
これらに同時にアプローチしたことが、耳の改善につながったと考えています。
耳・喉の症状が気になる方はこちらもご覧ください。
▶万病のもとになる喉(扁桃)の鍼灸治療
埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院では、
脈診・腹診をもとに体全体の状態を把握しながら施術を進めています。
耳鼻科に通いながら並行して鍼灸を受けたいとお考えの方は、
まず一度ご予約ください。
めまいや耳閉感・低音の聞こえにくさでお悩みの方は、
▶メニエール病の鍼灸治療もあわせてご覧ください。
FAQ
Q. 急性低音障害型感音難聴は何回くらいで改善しますか?
A. この症例では10回の施術で改善に至りました。
ただし、体の状態や繰り返しの回数によって個人差があります。
Q. 耳鼻科と鍼灸を並行して受けても大丈夫ですか?
A. はい、問題ありません。
この患者さんも耳鼻科に通いながら鍼灸を受けていました。
Q. 繰り返し発症している場合でも鍼灸は効果がありますか?
A. この症例のように繰り返しやすいタイプの方でも、
体の根本的な状態(瘀血・肝の弱りなど)にアプローチすることで改善につながるケースがあります。
Q. 急性低音障害型感音難聴と自律神経は関係がありますか?
A. はい、関係があります。
自律神経は内耳の血流や全身の水分代謝に関係していて、耳の中のむくみに影響を与えます。
Q. どのような検査や診察をしますか?
A. 当院では脈診と腹診を中心に体全体の状態を把握し、施術方針を決めています。
