埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院です。
めまいは、実際に経験するととても不安になる症状です。
「このまま倒れるのではないか」「何か大きな病気ではないか」と心配される方も少なくありません。
こちらのページでは、
めまいの種類・原因・関連する病気について
医学的な視点からわかりやすく解説しています。
※めまいの鍼灸治療については
▶ めまいの鍼灸治療ページはこちら
めまいとは何か?

めまい(眩暈)とは、
自分の身体の位置や動きの感覚がうまく合わなくなる状態をいいます。
立っているのに揺れている感じがする。
動いていないのに回っている感じがする。
この「感覚のズレ」が、めまいです。
具体的には、
- グルグル回る回転性めまい
- ふわふわする浮動性めまい
- 急に立ち上がった時の立ちくらみ
などがあります。
同じめまいでも、性質が違えば原因も異なります。
めまいの原因は大きく2つ
医学的には、めまいは大きく分けて
中枢性 と 末梢性 に分類されます。
■ 中枢性めまい(脳が原因)

脳幹や小脳などに問題がある場合に起こります。
これらを伴う場合は、ためらわずに
神経内科・脳神経外科を受診してください。
ここはまず安全確認が最優先です。
■ 末梢性めまい(内耳が原因)

内耳にある前庭や三半規管の異常によって起こります。
多くの回転性めまいはこのタイプです。
寝返りや振り向き動作で起きる場合は、
この可能性が高いとされています。
めまいの代表的な病気

■ 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
頭の向きを変えたときに、
30秒以内の回転性めまいが起こる病気です。
比較的多くみられ、
自然に軽快することもありますが、
不安が強く残ることが少なくありません。
■ メニエール病
回転性めまいに加えて、
・耳鳴り
・難聴
・耳閉感(耳が詰まった感じ)
を伴うのが特徴です。
症状が波のように繰り返すことがあります。
■ 突発性難聴
片耳の聞こえが急に低下し、
めまいを伴うことがあります。
早期治療が重要とされる疾患です。
■ 前庭神経炎
ウイルス感染後などに、
数日続く激しい回転性めまいが起こります。
吐き気を伴うことも多く、
立っていられないほど強いこともあります。
■ 起立性低血圧
急に立ち上がったときに
血圧が一時的に下がり、クラっとする状態です。
若い方から高齢の方まで起こります。
薬の副作用によるめまい

睡眠薬・抗不安薬・降圧剤などでも
ふらつきやめまいが起こることがあります。
特にベンゾジアゼピン系薬は、
日中に眠気やふらつきが残る場合があります。
薬を服用中の方は、自己判断で中止せず、
必ず医師に相談してください。
検査で異常がない場合

MRIや聴力検査で明らかな異常が見つからない場合もあります。
そのようなとき、
- 自律神経の乱れ
- 血流のアンバランス
- ホルモン変動
- 慢性的な疲労の蓄積
が背景にあることもあります。
実際の臨床では、
強いストレスが続いていたり、
更年期の時期と重なっていたりするケースも少なくありません。
こうしたタイプについては、
▶ めまいの鍼灸治療ページで詳しく解説しています。
まとめ
めまいは「ひとつの病気」ではありません。
脳が原因のもの
内耳が原因のもの
体調の乱れが背景にあるもの
原因はさまざまです。
まずは危険なサインがないかを確認すること。
そのうえで、検査で異常がない場合には、
体のバランスを整えるという視点も一つの選択肢になります。
