埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院では、パニック障害による動悸・めまい・息苦しさなど、自律神経の乱れからくる症状でお悩みの方が多く来院されています。
突然の発作に驚き、「また起きたらどうしよう」という不安から、行動が制限されてしまう方も少なくありません。
おかだ鍼灸院では、東洋医学の視点からパニック障害の根本的な原因を探り、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。
▶自律神経失調症の鍼灸治療(原因・鍼灸の考え方)はこちら
▶パニック障害の鍼灸症例
このようなことでお困りですか?

このページでは、パニック障害の症状・原因と、鍼灸治療でどのようにアプローチするかをお伝えします。
パニック障害でみられる症状

パニック障害では、主に「パニック発作」・「予期不安」・「広場恐怖」の3つの症状が現れます。
パニック発作
電車に乗っているとき・会議中・ホッとしたときなどに突然、動悸・めまい・息苦しさ・発汗・吐き気などが現れ、「このまま死んでしまうのでは?」と感じるような発作が起こります。
ただし、ある一定期間を過ぎるとおさまります。
予期不安
「また発作が起きるのでは?」という不安を常に抱えているため、日常生活が制限されてしまいます。
広場恐怖
電車に乗ったり、大勢の人が集まっている場所など、発作が起きたときに助けを求められない状況や場所を避けるようになります。
【参考サイト】パニック障害ってどんな病気?(富山県医師会)
パニック障害の原因は?

パニック障害が発生する原因は明確になっていませんが、有力な仮説が2つあります。
①ノルアドレナリン神経系の異常興奮
1つ目は、脳幹の青斑核から伸びている「ノルアドレナリン神経系」の異常興奮ではないかという仮説です。
ノルアドレナリンは、心拍数を増やしたり血圧を上げたりと、ストレスに対処する働きがあります(不安・恐怖・怒り・意欲に関連)。
また、サルの青斑核を電気刺激すると「パニック発作」が出ると言われています。
②セロトニン・GABAの働きの低下
2つ目は、ノルアドレナリンの作用を抑制するセロトニンやγ-アミノ酪酸(GABA)の働きが弱くなっているからという仮説です。
【参考サイト】γ-アミノ酪酸(ヤクルト中央研究所)
パニック障害と鍼灸治療

東洋医学からみたパニック障害
東洋医学では、「不安」や「恐怖」という感情は、五臓六腑の「腎」に関係があると考えます。
- 肝 → 怒る
- 心 → 喜ぶ
- 脾 → 思う
- 肺 → 悲しむ
- 腎 → 恐れる
「感情に内臓が関係するの?」と思われるかもしれませんが、東洋医学では五臓に精神作用があると考えています。
実際に鍼灸院に来られた方の脈やお腹の状態を確認すると、「腎」に問題がある方が多く見られます。
奔豚気病(ほんとんきびょう)という概念
東洋医学の先人たちは、パニック障害に似た病態を「奔豚気病(ほんとんきびょう)」という名前で捉えていました。
これは、子豚が下腹部から胸・喉に駆け上がるような症状を指します。突然起こり、「動悸」・「喉の詰まり」・「息苦しさ」をもたらします。
これは「腎」に弱りがあると現れる症状の一つと考えられています。
【参考サイト】パニック障害とは(KWメンタルクリニック)
鍼灸治療のアプローチ

パニック障害の多くは、「腎(水の性質)」が弱り、「心(火の性質)」が強くなっている状態が見られます。
この時、みぞおちを押すと「硬さ」・「不快感」を感じる事があります。
▶腹診については「腹診はあなたの不調を解き明かす」を参考にしてください
このバランスを整えて、みぞおちを緩めると症状の改善につながるケースがみられます。
実際に来院された方からは、以下のような変化をお聞きしています。
※同じ症状でも、効果には個人差があります。
鍼灸治療を受ける前に知っておいてほしいこと

パニック障害は、心と体の両方が関係している症状です。
そのため、ぎっくり腰や寝違えのようにすぐに改善するものではなく、ある程度の時間と継続が必要です。
また、パニック障害はストレスや生活環境の変化によって再発することがあります。
症状が落ち着いた後も、定期的に体を整えるメンテナンスを続けることが、再発予防につながると考えています。
薬については、医師と患者さんが相談のうえで減薬できた方もいますが、すべての方に同じ結果があるわけではありません。
薬の変更・減量は、必ず主治医と相談のうえで行ってください。当院から減薬をお勧めすることはありません。
「鍼灸で必ず治る」「すぐに良くなる」とお考えの方には、期待に沿えない場合もあります。
焦らず体と向き合い、継続しながら一緒に取り組んでいける方に、鍼灸治療はお勧めです。
このような方にお勧めです
幸手市だけでなく、久喜市・加須市・杉戸町などからもパニック障害でお悩みの方が来院されています。まずはお気軽にご予約ください。
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